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全校朝会の話10.6 実るほど頭を垂れる稲穂かな
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全校朝会の話10.6 実るほど頭を垂れる稲穂かな
先週の金曜日に、稲刈りをしました。ここにある稲の束は、10株ほど刈り取ったものですが、もとは10粒ほどの種もみから育てたものです。お米に関することわざに「実るほど頭を垂れる稲穂かな」があります。穂が出たばかりのときの穂は空に向かって伸びますが、米が育ってくると穂先が下を向くようになります。このことわざは、勉強や徳を積み重ねた人ほど謙虚で礼儀正しくなることから、社長とか部長のような立場になった人も、仕事で成功を収めた人も、謙虚で礼儀正しくありなさいという教訓を表しています。私が、このことわざから思い浮かべる人は大谷翔平選手です。野球を頑張り、プロ野球選手になり、今は大リーグで活躍しています。誰もが素晴らしい選手として認めているだけでなく、大谷選手の礼儀正しさや、相手を大切にする態度も素晴らしいと認めています。私もそのような人になりたいと思います。
米に関することわざをもう一つ紹介します。「米一粒、汗一粒」です。お米の一粒には、農家の人の苦労や努力が込められています。今日の給食にもお米が出るようですが、作ってくれた人に感謝して、できるだけ残さず食べるようにしましょう。
校長 景山賢治
公開日:2025年10月08日 13:00:00