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全校朝会の話9.8 皆既月食に願いを込めて
今朝早くに「皆既月食」が見られたのですが、見た人は手を挙げてください。(15人程度)
「皆既月食」とは、太陽と地球と月が一直線に並び、月が地球の影に入るときに見られます。今朝は午前2時30分頃から午前3時53分頃まで見ることができました。私は家の近くにある江戸川の土手で見たのですが、私の他にも見ている人が何人かいました。早起きをしたので今は少し眠いのですが、テレビで大谷翔平選手の47号と48号のホームランを見ることができましたし、皆既月食になると夜空が暗くなるので、星がよく見えました。オリオン座や北極星がよく見えましたし、土手では虫の鳴き声も聞こえました。まだ暑い日は続きますが、秋が少しずつ近付いてきていることがわかりました。
今回の皆既月食が見られなかった人は、次の機会に見ると良いです。次は2026年3月3日に見られる予定ですが、くもりや雨の日は見ることができません。次の次は2029年1月1日です。次の皆既月食が見られるときに、みんなはどうしているだろうかと思いました。6年生にとって2026年3月3日は、もうすぐ辰巳小を卒業し、中学生に近付くときです。2029年1月1日は、中学3年生の冬です。そのとき、自分の好きなことや得意なことを伸ばし、今よりもさらに成長していたらいいなと思いました。それは1~5年生にも同じように思いますが、みんなが自分の好きなことや得意なことを伸ばし、今よりもさらに成長できるように、皆既月食によくお願いをしたので、みなさんは安心して自分のよさを発揮しながら学校生活を送ってください。
※オリオン座は冬の代表的な星座ですが、今の時期でも午前2時頃には見られます。オリオン座の左側には冬の大三角も見られます。冬の大三角とは、オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンの3つの1等星が形作る、正三角形に近い星の並びです。シリウスは最も明るい恒星なので、冬の大三角を見つける際の目印になります。
校長 景山賢治
公開日:2025年09月09日 18:00:00